まずは演技をご覧ください。
下のリンク先の「0109 Nanato Koyama」の名前をクリックで観れます。

男子ソロジュニアエキスパート、選手の演技


これ、自宅でライブ動画で観戦してましたが、練習で転んだこと無い、何でもないところで2回落車して、
バックホップとチェン立ちなんて今のななとにはさほど難しくない技で落車し、そのせいで見せ場のジャンプホップからのスタンディングピルエットも出来ず・・・
二人で一緒に作った演技だから分かったけど、その他にも細かいミスが沢山。

ホントにぼーぜんとなりましたよ、何やってんだ・・・と。
最初からいつもの動きと全然違うのが画面越しでも分かりました。

完璧に決めれてたら結果は違うと思ったけど、勝負に「たられば」はないですからね、これがななとの実力なのでしょう。
スペインの時と全く同じ轍を踏むとは・・・

それでもその日の夜、現地のななとから、

「演技ライブで観たんでしょ?」

「ごめんなさい」

「膝がめちゃくちゃ痛かった」


と、メッセージが。

まぁ、一番悔しいのはななとだよな、と思うと怒る気なんて起きず、

「まだペアも団体もあるから、まずはしっかり体休めて明日に備えなさい。今日の演技の失敗を活かせるかどうかはもうななと次第だからね。」

と、一言返信しました。

・・・この日の失敗で吹っ切れたのか分かりませんが、次からのペア、グループ2つ、ななとはノーミスでやりきることが出来ました。

ホント、メンタルに左右されるな


七斗ソロ


さてさて、演技の事を少し。

実は去年の11月にはもう曲は決まってました。
それはピアニスト、辻井伸行さんの弾く「ラ・カンパネラ」。

 

格好良すぎでしょ!!
曲探しでYoutube観てたらたまたま見つけた動画です。
もう一目惚れ!さっそくCDを手に入れ曲編集。
が、どうしても少し半端になる。

・・・ん~、頭だけ違う曲持ってきてみるか?って悩んでたときに、たまたま何かのテレビでヴァイオリニスト、五嶋みどりさんの14歳(だったかな?)の時の逸話、「タングルウッドの奇跡」をみました。
これを見て「もう五嶋みどりさんの曲使いたい!」思った私(笑)

で、演技の頭は五嶋みどりさんの演奏する「前奏曲とアレグロ」から前奏曲を。
ヴァイオリンからピアノ曲へのバトンタッチも違和感なく繋がり、「これはいける!」と思いましたよ

とにかく曲の雰囲気を大事に、「曲を使う(曲に乗る?)」ことを最優先に考えました。
でもというか、特にラ・カンパネラはきちっと何拍子とかリズムとることがとても難しく、技を組み込むのにとても苦労しました

それでも何とか出来上がった演技を木村監督に観ていただいたところ、衣装はタキシード風がいいんじゃない?というアドバイスを頂き、これは家内が寝ずに頑張ってくれました。

出来上がった演技はとても見栄えが良く、豊田らしい演技で期待していました

そして迎えた当日、ライブ配信で応援!

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こういう画面出るとオリンピックとか世界大会っぽくてテンション上がりますね!
そして演技の方は冒頭に書いたとおりで(笑)

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ソロの得点表↑

やっぱり落車が大きく響いてますね、当たり前だけど

この演技、いつかまたどこかで披露する機会があればいいなと思います。
思いっきり悔いが残ってますもん(笑)

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そして結果は3位。
Individual Junior Expert Male 3rd Place(英語で書くとカッコイイww)

表彰台は日本人選手が独占!おめでとう!!ヾ(=^▽^=)ノ